歯周病治療
歯周病治療(YM療法)
「歯がぐらつく」
「歯磨きをすると血が出る」
「口臭が気になる」…
どれも歯周病の症状です。
歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多い病気
虫歯にならないよう歯を守る事も大切ですが、歯を支える歯茎もとても大切です。
症例は、歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されたりする病気です。
歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。
治療に早すぎるという事はありません。
歯肉炎
歯肉が少し赤く腫れている。
歯に付着した汚れ(プラークや歯石)が原因で歯肉に炎症が起きている。
骨は壊れていない。
中度歯周炎
口臭が気になる。膿が出る。噛みにくい。時々腫れて痛みが出る。
歯肉がブヨブヨし、骨がさらに壊れる。歯の根のまわりまで炎症が進む。
重度歯周炎
歯がグラグラする。噛むと痛い。
炎症がさらに進み、歯の根のまわりの骨がほとんど失われる。
歯が抜けることもある。
薬で治す歯周内科治療
歯周病は自分で治す事は難しく、プロによるスケーリング、歯面清掃が一般的ですが、当院では、上記の3つの主症状を1週間で消失させてしまう素晴らしい方法があります。
まず、患者さんの口腔内の細菌を、位相差顕微鏡(ペリオセーバー)という高精度の顕微鏡を使って、実際にお見せして治療することができます。
歯周病菌の特定を行ったあと、その歯周病菌を無くしてしまうという歯周内科治療です。
一旦治ったら、あとは定期検査と定期的なスケーリングと、歯磨きチェックによる予防が大切となりますので、アドバイスもしっかりと行います。
YM療法
YM療法は歯周治療におけるデトックス療法で、無麻酔、無痛の処置で、この療法は余剰顆粒球の排出を目的としたデトックスとして医科からも注目を浴びています。
プラセンタ治療
歯周病でお悩みの方、プラセンタ治療のページもご覧下さい。
一般的な歯周病治療
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされるゆっくりと進行してしまう炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の 清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり腫れたりしますが、慢性であるがゆえに、“痛み・腫れ”などの、はっきりとした自覚症状が非常に乏しいです。ゆくゆくは全身疾患にも影響を及ぼしている事も分かってきています。
多くの方は、受診されるまで 歯周病の存在に気がついていません。そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり 、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。
まずは、痛みなどの自覚症状がなくも、歯周病の検査を定期的にすることをお勧めいたします。
この15年の間に、歯周治療は急速な進歩を遂げました。以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では予防でき治療も可能です。
大切なのは
“予防”、“診断”、“治療”、そして“メンテナンス”
歯磨き指導
歯周病の原因は歯垢ですから、それを溜めない増やさないことが基本です。そのために歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておくことが何より大切なことです。正しい歯ブラシ法を実行しましょう。
歯石除去
歯石を完全に取り除き、さらに根の表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去しましょう。
歯周外科
ポケット内で細菌が生息し、ブラッシングで除去できない状態の場合や歯周病の進行が進んでしまった場合は、外科的にポケットの深さを減少させる手術をします。
不適合な修復物のやり直し
修復物の適合が悪いとすき間に細菌がたまり、炎症がなくらなかったり再発しやすくなったりしますので、そのような場合はやり直しが必要です。
噛み合わせの調整
噛み合わせが悪いと変な方向に力が掛かり歯槽骨の吸収が進行しやすくなりますので、噛み合わせのチェックや調整を行います。
抜歯
歯周病が進行した歯をいつまでも置いておくと隣の歯まで傷んでくることがありますので、歯を抜くことが必要な時もあります。
メインテナンス
歯周治療が終わっても、歯周病は容易に再発する病気なので、ブラッシング法、歯茎の状態、噛み合わせ機能の定期的な管理が重要です。