噛まなくても良い食事が増えてます
最近の世の中は、忙しいために食事の時間を軽減させるための栄養補給のドリンクやゼリー状になっていて歯で噛まなくても簡単に流し込めるような、とても便利な食べ物が出ています。
このような事は、便利で良いかもしれませんが、身体の健康を損なう可能性は非常に高いです。
左の画像は、左右両側の顎関節、臼歯、前歯が全てバランスよくはまり合っている状態です。
一箇所のバランスが悪いと、他の部分に負担がかかり、症状が発症しやすくなります。微妙な噛み合わせの患者さんは、少し右を向いたり左を向いて噛むだけでも、一部の歯は強く噛んだりして、痛みを感じる方もいらっしゃいます。
また、奥歯が低かったり、糸切り歯が八重歯になっていたりして機能していないと、首・肩・背中・腰などに痛みを訴える顎関節症など、いろいろな障害を起こします。噛み合わせが悪いとそれぞれの歯に対しての負担が片寄り、頭蓋骨が傾き、顔面に歪みが生じます。
話す顔が歪んでいれば相手に悪い印象を与えたり、本来の素敵な笑顔も歪んでいては台無しです。
一度チェックを受けてみませんか?
噛み合わせ治療 治療の流れ
1.問診
主な治療の目的やこれまでの病歴などを伺います。
2.歯のパノラマ X線写真撮影
頭蓋骨の歪みや顎関節の変形、残存歯や歯治療などを把握します。
3.口腔内の診査
歯科用金属、歯周病の進行具合などをチェックします。
4.関節運動学的療法
全身の関節運動の補正を行います。
5.噛み合わせの調整
噛み合わせを調整します。
6.その他
担当歯科衛生士が歯磨きを指導したり、歯石を取ったりします。
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